筋機能セミナーに参加してきました。

[2015年05月27日]

こんにちはMM歯科クリニック院長の山脇です。

今週日曜日月曜日と2日間は歯列矯正の咬合誘導の装置の講習会に参加させていただきました。

当医院では小児の患者さまがとても多いのですが、成長期の子供達の約75%に不正咬合があるというデータの通り口の中の不正咬合や顔貌の発育を見て、今の段階からなにかアプローチを出来ないものかと常日頃から考えておりました。

やはり筋肉や骨の発育がおわった成人になってから矯正治療を行うといろいろな問題がでてきて良好な予後も得られにくいとおもいますし、顔貌発育が悪いため歯が並ばないのは当たり前だとは思っても、どのようにそこにアプローチしたらいいのかがわからなかったので、顔を構成する筋肉の発育を考えないといけないと思いました。

矯正治療が必要になったのはやはり生活習慣や悪習癖から顎顔面がしっかり発育せず歯列不正ができることがほとんどで、昔の人は当然矯正の必要性などなかったと思っています。

古典的なワイヤーを使った矯正治療で狭い顎に歯を並べようと思ったらどうしたってスペースが足りませんので、スペースを作るために歯を抜いてスペースを作って並べる、そして並べ終えた後は後戻りを防ぐために保定装置を一生入れていなければなりません、先天的欠損などはっどうしようもありませんがやはり違和感を感じますし私は自分自身や自分の子供にはやろうとは思いません。

それではどうするか、まず口の中や外の筋肉や軟組織が正常な動きをするよう練習すればいいと考えます。そしてやるならできるだけ成長期に出来るようになればいいと思います。当然指しゃぶりや舌癖をなおすことも大切です。また一番大切なのはしっかりと鼻呼吸することです。簡単ではありませんが、大概の方は出来るようになります。

ちゃんとした鼻呼吸をするためには舌の位置が正常な位置にないといけません、舌が上顎の口蓋に触れた状態で鼻呼吸できるようになれば舌の歯に与える力によって歯並びは改善します。

口腔周囲筋を正常な働きに戻せば歯は自然な位置に勝手に収まるということです。

にわかに信じがたい話ですが、古典的なワイヤー矯正では治せなかったケースを抜歯をせずに何ケースも直しているのを見させていただき感動しました。

二日間のコースでしたので医院を休診とさせていただきましたが、得るものは大きかったので今後の診療に活かしたいと思います。

講師のDr Rohan先生と一緒に記念撮影もしていただきました。

 

久々の前編英語でのセミナーでしたので顔がかなり引きつっていますがご了承ください。