予防の大切さ

[2013年12月06日]

こんにちはMM歯科クリニック院長の山脇です。

ほとんどの人たちは、歯や歯ぐきが痛くなってから歯科医院に駆け込むのではないでしょうか。

私たち歯科医師の啓蒙活動が至らなかったこともありますが、痛みが出てから行けばいいという考えが根強くあるためでしょう、ようやく昨今になって定期検診や予防の大切さがうたわれるようになってきました。

予防や定期検診の大切さを分かってはいても、痛くもないのに歯医者には行きたくないという気持ちがあるかとは思います。

歯科医療に携わる者としましては、予防の大切さを理解している分、駆け込んで来た患者さんのお口の中をみるたびに、もう少し早く来ていただけたらこの歯を助けられたのにと胸が痛くなる事も多くあります。

 

欧米では定期的に歯科にかかりクリーニングを受けている人の割合と70歳での残存歯の数は下記の通りです。

スウェーデン 90%   20本

アメリカ   80%   17本

イギリス   70%   15本

それに比べ日本では、なんと2%にしかすぎません!残存歯も8本以下です。

歯に対する考え方の違いなどはありますが、驚くべき違いです。

おじいちゃん・おばあちゃんになっても自分の歯で美味しく食事を楽しめるかどうかは、やはり定期検診による予防にかかっていると考えています。

あなたも日本人の2%になってみようと思いませんか?

 

 

 



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