治療中の目線どこへやればいいの??

[2024年04月01日]

歯科医院での治療中に落ち着かないと感じることは、多くの人が経験することです。診療台に横たわっていると、目線や姿勢が不自然になります。大人でも子どもでも、不安になることもあります。器具の音や周りの声、薬のにおい等が耳や鼻に刺激を与えます。これらは治療に関する不快感や恐怖感を増幅させることもあります。今回は、その気持ちのコントロールについて、お話させて頂きます。是非参考にして下さい。

 

目次

◯治療中の目線どこへやればいいの??

◯目を閉じている方へ

◯目を開けている方へ!

◯治療中どうしていますか?

◯まとめ

 

治療中の目線どこへやればいいの??

歯医者で治療を受ける時、あなたはどこを見ていますか。

口を開けたまま椅子に寝転んでいると、目のやり場に困りませんか。

歯科医師、歯科衛生士、歯科助手と目が合ってしまうと気まずくなりませんか。

歯医者での治療中に目線をどこに向けるかは、意外と悩む問題です。

 

◯目を閉じている方へ

目を閉じる人は、水などが飛んできて危険だから、治療器具を見るのが嫌だから、
目のやり場に困るから、ライトが眩しいから、などの理由で目を閉じています。

目を閉じることで、治療中の不快なものや刺激から目を守ったり、リラックスしたりすることができます。

目を開けていると、歯医者さんや看護師さんと目が合ってしまったりすることもあります。

それが気まずいと感じる人もいます。

 

歯医者からお伝えしたいこと!

目を閉じてもらう方が、患者さんの目元に水や器具が当たらないようにできるから、患者さんがよりリラックスしていると思う、などの理由で目を閉じてもらいたい方がいます。

目を閉じてもらうことで、治療の効率や安全性が高まる方がいます。

歯医者から、目にタオルをかけることもあります。

 

目を開けている方へ!

目を開ける人は、次に何をされるか分からないと怖いから、寝てしまうから、などの理由で目を開けています。
目を開けることで、治療の進行やスタッフの表情などを見て安心したり、自分を起こしたりすることができます。

 

歯医者からお伝えしたいこと!

歯医者で治療中に目を開けていただいた方がいい時があります。

歯医者の天井に絵を飾ったり、DVDを放映したりする事もあります。

これらは患者さんの気分を和らげたり、興味を引いたりする効果があります。

自分の好きなものや面白いものを見ることで、治療中の時間を有意義に過ごすことができます。

 

◯治療中どうしていますか?

自分の呼吸に集中しています

歯医者での治療中に自分の呼吸に集中することは、リラックスする効果があります。

呼吸法は、緊張や不安を和らげたり、痛みを軽減したりすることができます。

 

自分の呼吸に集中する方法はいくつかありますが、一つの例を紹介します。

深くゆっくりと鼻から息を吸います。お腹が膨らむように意識します。

口から息を吐きながら、お腹をへこませます。吐く時間は吸う時間の倍にします。この呼吸を繰り返します。

このようにして自分の呼吸に集中することで、心身ともに落ち着くことができます。

 

夢や希望などポジティブなことを考えています

歯医者での治療中に夢や希望などポジティブなことを考えることは、気分を明るくする効果があります。

夢や希望を持つことで、自分の人生に目標や意味を見出したり、自信ややる気を高めたりすることができます。

 

話し声や器具の音に耳を傾けています

歯医者での治療中に話し声や器具の音に耳を傾けることは、治療の進行や次の指示を把握する効果があります。

話し声や器具の音は、治療に関する重要な情報を伝えてくれるものです。

先生の声だけでは分かりづらい場合もありますが、話し声や器具の音に注意しておくと、治療がスムーズに進むかもしれません。

しかし、話し声や器具の音に耳を傾けることは、不快感や恐怖感を増幅させることもあります。

話し声や器具の音は、治療に関する不安や痛みを引き起こすものです。

先生の声が怖く聞こえたり、器具の音が耳に刺さったりすることもあります。それが嫌だという人もいます。

 

音楽を聴いてリラックスしています

歯医者での治療中に音楽を聴くことは、心身を癒す効果があります。

音楽には、ストレスを軽減し、自律神経のバランスを整える働きがあります。

音楽を聴くと、気分が前向きになります。

 

◯まとめ

歯医者での治療中に目線をどこに向けるかは、難しいお話です。

ですが、目線は自分が一番リラックスできるところに向けるのがいいと思います。

治療が始まったら目を閉じるという方法もあります。

それなら、どの器具を使うのか分かって安心できますし、治療をされている時は見えなくても一緒です。

でも、目を閉じると怖いという人は、天井や壁のポスターなどを見るのもいいでしょう。

歯医者での治療中は不安な気持ちになりますが、みんな患者さんのために一生懸命やってくれています。

信頼して任せることが大切だと思います。歯医者に行きやすくなりますよう、応援しています。

 



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