子供に炭酸飲料を飲ませてもいいの??

[2026年05月28日]

◯目次

  • ◯はじめに
  • ◯炭酸飲料が子どもの体に悪いと言われる理由
  •  ◆糖分の過剰摂取
  •  ◆むし歯
  •  ◆酸蝕症
  •  ◆胃腸への刺激
  •  ◆攻撃性が上がる
  • ◯炭酸飲料はいつ子どもに与えたらいい?
  •  ◆炭酸飲料をいつ飲ませたか
  • ◯まとめ

はじめに

どうして炭酸飲料が体に悪いと言われるのかを解説しています。適切な量ならば体に悪影響はほぼありませんが、過剰に摂取するとお子さんの体や歯に不都合が出てきてしまいます。

炭酸飲料は年齢に制限はありませんが、赤ちゃんには刺激が強すぎます。どれくらいの年齢で炭酸飲料を与えたらよいか、迷っている方も多いはずです。世間ではどれくらいの年齢から炭酸飲料をスタートさせているかのアンケートもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

炭酸飲料はたくさんの種類が市販されており、魅力的な商品が多いですね。お子さんが欲しがることもあるでしょう。しかし、炭酸飲料は体や歯に悪いという噂を聞き、お子さんには与えていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

炭酸水は本当にお子さんにとって悪影響なのでしょうか。悪影響だとしても、どう影響しているのでしょうか。いつ頃から炭酸飲料を解禁して良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、炭酸飲料がお子さんの体や歯に与える影響について解説しています。炭酸飲料の飲ませ方に困っていらっしゃる方はぜひ参考にしてください。

炭酸飲料が子どもの体に悪いと言われる理由

炭酸飲料が体に悪いと聞いたことはありませんか。しかし、本当にそうなのでしょうか。ここでは、炭酸飲料が体に与える影響について解説します。

糖分の過剰摂取

炭酸飲料には砂糖が多く含まれているものが多くあります。炭酸飲料はシュワシュワしているので甘さを感じにくいですが、実は驚くほどたくさんの糖分が入っています。

例えば、350mlのコーラの缶には、角砂糖が約10個分、35g程度入っています。砂糖の摂取量の目安は3~5歳児は10g/日です。つまりコーラ100mlで1日の目安量の砂糖を摂取してしまうことになります。

糖分の摂りすぎは肥満や糖尿病などの生活習慣病を招きます。ジュースだからと軽く考えず摂りすぎには気をつけましょう。

むし歯

お子さんがダラダラと炭酸飲料を飲んではいませんか。口の中に糖分がある時間が長いと、むし歯のリスクが上がります。

むし歯菌は、糖分をエサに繁殖し、歯を溶かす酸を産生することでむし歯を作ります。ダラダラと長時間飲むのはやめ、決まった量を決まった時間に飲むようにしましょう。

酸蝕症

糖分が入っていない純粋な炭酸水でも、炭酸飲料はpH4.0以下のものが多く強い酸性です。歯はpH5.5を下回ると、歯が溶け出す脱灰を生じます。これを酸蝕症と呼びます。

ダラダラと長時間炭酸飲料を飲む、寝る前に炭酸飲料を飲むなどの習慣があると、歯が酸にさらされる時間が長くなり、歯の表面が溶け、知覚過敏の原因になってしまいます。

胃腸への刺激

炭酸飲料の摂りすぎは、炭酸ガスが胃腸を刺激して、腹痛や腹部膨満感を引き起こすことがあります。

幼児期は胃腸への負担も大きいので、炭酸飲料の摂取は6歳以降を目安にしましょう。

攻撃性が上がる

炭酸飲料の過剰摂取が問題になっているアメリカで、子どもの炭酸飲料摂取が攻撃性を高めるという、研究結果が出ています。

炭酸飲料を飲んでいない子供に比べ、1日当たり4杯以上飲んでいる子供では他人への攻撃など問題行動を起こすリスクが2倍以上だったそうです。

炭酸飲料は情緒にも影響するので摂りすぎには気をつけましょう。

炭酸飲料はいつ子どもに与えたらいい?

炭酸飲料の明確な制限はありません。そのため、いつ解禁するかは各家庭の判断によります。

ある市の子育て情報には、炭酸飲料は赤ちゃんには刺激が強すぎるので、もし飲ませたければ離乳食の完了期である12ヶ月〜18ヶ月頃からにしましょう、と記載されているものもあります。

炭酸飲料に関する興味深いアンケートがあるのでご紹介します。

炭酸飲料をいつ飲ませたか

2017年のマイナビニュースでのアンケートをご紹介します。
(参考文献:https://news.mynavi.jp/article/20170927-a195/)

炭酸飲料をいつから飲ませていたかに関するアンケートですが、1位が49.8%で「飲ませていない」、2位が12.3%で「3歳」、3位が9.4%で「2歳」でした。

お子さんの健康を考えて飲ませていない方が多いのが、こちらのアンケートで分かりました。

なぜ、その年齢から炭酸飲料を飲んでも良しとしたかについての理由としては、子どもが飲みたがったから、周りが飲むので自然に、誰かが飲ませてしまった、などの理由が多かったそうです。

炭酸飲料は、過剰に摂れば体や歯に悪いですが、時間を決めて少量飲むくらいならば健康に支障はないでしょう。

美味しいからといって、ダラダラ飲ませるのではなく、メリハリを付けて飲むことが大切です。

まとめ

炭酸飲料はさっぱりとして美味しい飲み物ですが、糖分も多く健康を害するという側面もあります。

飲み過ぎは肥満などの生活習慣病、むし歯や酸蝕症の原因になり、健康を害する恐れがあります。

どうしても飲ませたい場合は、初めは無糖の炭酸飲料からにしましょう。しかし、糖分が入っていなくても、炭酸ガスは入っているので、満腹感を感じやすく、食事前に飲ませてしまうと、食べなくなることがあります。

炭酸飲料を飲ませるときは、時間を決めて飲ませる、ダラダラ飲ませない、量を決める、など制限を付けて飲ませるのが良いでしょう。

適切な量だと、健康を害することはないので、炭酸飲料と上手に付き合っていきたいですね。



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